初恋が終わる時

次の日。



「わかんない…………結衣〜助けて〜」


昼休み。誰もいない教室。


「んーとこれは……そうそう‼︎これは………わかんないや」


「わかんないのかい‼︎…ああーっどうしよー」



今、苦手な数学の復習中。


結衣は点数がまぁまぁ取れるのだが……



説明が苦手。多分。


「んー……ど、どうしてわかんないんだよ‼︎」


「怒られても仕方ないよーわかんないんだしぃー‼︎」



すると、廊下から喋り声。



「先生かな?教えてもらいたい…」


だけど、教室のドアから姿を表したのは………





「あっ、裕翔じゃん」


「ほんとだ」



「…お前ら、勉強?」