初恋が終わる時

「井上?!大丈夫?もとうか?」



「お、お願い………」



目の前に現れたのは、結衣の好きな人。


「裕翔…ありがと」



裕翔は私の荷物の半分以上も持ってくれた。


私の腕の中にある荷物は、
ほんの少しだけ。



「そんなに持ったら体もたないよ‼︎
もう少し持つよ」


裕翔の手持ちからノートを何冊か奪い取ろうとする。



「大丈夫大丈夫。男なんだからこれくらいは平気」


そう言ってニコッと笑った。



不覚にも私は………裕翔の事が







少し好きになってしまった。