意地悪な君と意地っ張りな私



追いつく時にはキャンプファイヤーの会場前だった。


「待て!有宮!」


「離して!!」


必死に腕を振りほどこうとする有宮。


「落ち着け!」


しばらくすると有宮は呼吸も整っていた。


「あのさ。「玲央くん!やだよ!」


いきなり抱きつく有宮。


そして周りの視線が痛い…。


「ちょ、離れて。」


「やだ。」


もういい、無理やり剥がそう。


強引に有宮を離す。


「ここじゃなんだから、あっち行こう。」


会場から少し離れたところで、有宮と向き合う。