意地悪な君と意地っ張りな私



「わり、洗ってくる。」


ついでに手も冷やしてくるか。


なに動揺してんだよ。


ばかだな、俺。


食器を持って水道へ行く。


すると真希が寄ってきた。


「大丈夫??手、赤いけど。」


普通に話しかけてくる真希。


正直、こいつともう関わりたくねえ。


「あのさ、あとで話しあるから」


「え~っ、なに~??」


ものすごいニコニコしてる真希。


ほんと腹黒いな。


「あ!手の手当てしてあげよっか??」


そう言って俺の手を取る真希。


「いや、放置してたら治るから。」


そう言って食器を持って戻った。