意地悪な君と意地っ張りな私



「一歩踏み出してみろよ」


元気だしてくれ。


いつもみたいに、意地張ってみろ。


俺はお前を裏切らねーから。


「ありがとう。頑張ってみるよ。」


そういった加藤はなんだか吹っ切れていた。






そしてオリエンテーリング。


加藤が大事そうに残している卵焼き。


取ったら怒るだろーなー。


分かっているけど取る。


案の定怒る加藤。


「でもうまいね、これ」


そう褒めると


「私のお母さんが作ったんだから当然!」


とものすごいドヤ顔。


お前じゃねーのかよ。


なぜお前がドヤる。


そう思いながらそんな加藤を見て安心した矢先。