意地悪な君と意地っ張りな私



「俺さ、やっぱり咲良ちゃんのこと

すぐあきらめらんなかった。」


「そうなんだ…」


あんな振り方したのに…


嫌われてもおかしくないのに…


「だからもう少し、俺のこと知ってほしい。」


ちょっとはにかみながら言う蓮くん。


なんだか可愛く思えた。


「あ!いた!咲良はやくー!」


炊事場から気づいた小春が叫ぶ。


横には菊井と小野寺くんもいる。


「ごめーん!すぐ行く!」


あ!お水!


「ごめん!お水もらうよ!」


「いーよ、ここまできたから持ってく」


蓮くんは笑って持っていてくれた。


炊事場について小春はやっぱりビックリ


「え、咲良あんた…」