意地悪な君と意地っ張りな私



「真希ちゃんみたいなチャラチャラした子より

咲良を信じるに決まってんじゃん??」


小春は私を見て笑った。


その顔をみて私は…


涙と共になぜかプッっとちょっと吹いた。


「ちょ!なんで今吹いた!」


「いやー、青春だね!」


こんな風に笑いあったの久しぶりかも。


そして小春は真希に


「いや~!!デマ流すなんて本当に最低だね!!

嘘に嘘重ねちゃって、ばっかじゃないの?」


と大きい声で言った。


移動中の生徒はほとんどやりとりを聞いていたと思うが、


さらに知れ渡ったと思う。


生徒たちが真希を指さしてヒソヒソ話しはじめ、


取り巻きは他人のフリをして去って言った。


取り残される真希。