ハルと二人で
その夜はゆっくりと
二人の時間を楽しんだ
小さなリビングの真ん中にある
小さな机の前に
二人で並んで座った
私は、ハルが
離れていた間のことを
話してくれるのが
嬉しかった
私も
同じくらい
離れていた時のことを話す
話疲れると
やがて
ハルが横になった
そして、私に手を伸ばした
私は何もいわす
手を握った
「お帰り」
そう言ってみた
「ただいま」
ハルがそう言って笑った
「俺、今ちょっと幸せ」
そう言っていたずっぽく笑った
「膝枕してくれたら
もっと幸せになる」
私は笑った
「どうぞ」
膝にハルの顔
私は彼にキスをした
顔をあげ
彼にこう言った
「ご馳走さま」
彼が笑う
「美味しいものを
食べたら、ご馳走さまって
言うんだよ」
逢いたくて、ずっと見ていたかった
彼の顔が
今、自分の膝の上にある
しかも、すごく嬉しそうだ
その笑顔に見とれる
そして彼も
私の顔を見つめた
そして、私の頬を右手で触ると
今度は彼が
私の唇を奪う
「今度は俺の番」
そうして私達は
一晩中お互いを味わい続けた
いつまでも
お互いの存在を
確かめ合うように

