何だか余裕を感じる
その微笑み
「後悔はしてないよ
楽しかったこともあったし
ただ、周りの人達には申し訳なく
思ってるかな。
御祝いしてくれた人達には。
あちらのご両親とか
知り合いになった親類の方なんて
もう一生会うことはないのかな
なんて思うと、申し訳ないと思うし
寂しいよね。
特に仲よくしてくれた人とかも
いたわけだからさ。」
なるほど
結婚てちょっと面倒なのかも
私は自分の人生ってやつを
少し想像する
漠然としか思い浮かばないが
幸せでいたいと思う
でも、幸せって一体何だ
理想は両親の様に
普通に幸せになれればいいと
漠然と思っている
でも母は本当に幸せなのかな
父は
知り合いの人達の結婚生活
見ていると実に様々
人には色んな人がいるように
結婚生活もそれぞれ違うもの
こうして今
蘭の話を聞いていても
果たして
この話を全て理解など
出来ているのだろうか
そして、それがそっくり
自分の人生にとって
何か同じものがあって
蘭が経験したものと
同じことが起こるなんて
まず、絶対ない
今日の天気は晴れて
星もよく見える
でも、明日はどうなのか
明日が今日と同じ天気な
はずがないのと
同じくらいに
自分の人生は自分しか
味わえないのだ
私は蘭の話を聞きながら
そんな事を
考えていた
髪型も変え、少し大人っぽくなった
蘭
その横顔を見ながらこう思った
そうだ
どうせ先なんて
誰にも判らない
どんな生き方をしたって
後悔のない人生を
生きて行きたいな
彼女の様に

