そうだね
それはハルが
ここにいた時と
何一つ変わっていないのだ
変わったのは
二人の間の距離と時間
答えは多分
二人で見つけ出して
いくものだと思う
そして今の私に選択肢は二つ
私はどうしようもなく
あなたが好きだ
だから、あなたと私が
本当に幸せになる方を選ぶ
どうすればいいか
まだ判らない
でも必ず見つけるから
ハルあなたなら
多分かってくれるよね
「今日はありがとう
ピクニック楽しかった」
そう言って私はにっこりと
笑った
その言葉にハルはニヤリと笑った
そう、その笑顔が大好き
忘れないで
そしてすぐに
ハルが一瞬悲しそうな
顔をした
その顔を見た私も
涙が溢れて
視界がぼやけるのを
感じた
ハルからもらった鍵を
ギュッと握りしめて
涙がこぼれる前に
彼の唇にキスをする
そして
彼に背中を向けて
自分の部屋へと向かう
少し歩いて振り返り
暗闇の中に立つ彼へ声をかけた
「サボテン任して、
ハルの秘密探しちゃおっと
見つかったらヤバいものは
ちゃんと片づけてね」
彼が片手を上げて
手を振るのが見えた
そうして私は
彼の部屋の鍵を預かることに
なったのだ

