「・・・お姉ちゃんっ!!!」
公園のブランコにいた。
泣き崩れていた。
「お姉ちゃん・・・」
「言い方ひどかったかな・・・」
「いや、お姉ちゃんがんばったよ」
「本当はまだ春麻が大好きだった、
歩に渡すなんて最悪なことしちゃったかなって
思ったけど、友達とやる男なんて・・・
でも、春麻は私のためにやってくれたんだよね」
「・・・でも、それはいけないとか
なんで否定しなかったのかな。」
「全部あたしの為だと思う。
春麻優しいもん。
自分投げ出してまであたしを助けてくれるから」
「・・・お姉ちゃん。がんばった
あんなヤツなんか、忘れようよ。」
「・・・うん。」

