大切な人へ。

「普通逃げるでしょ!
好きじゃないヤツとヤるかよ!

しかも、ゴムつけないでやるとか
妊娠するとか考えなかったの!?」


「莉仔のことずっと考えてた・・・。」


「成ちゃん・・・
・・・好きな人の赤ちゃんは産むから」


「そんなの聞いてねえよ!!!」

春麻さんは驚きの表情をしてた。

「絶対生ませない」



すると、

ドアがすごい音を立てて
開いた。