「あのねー、全然わかってないんだから!starlit skyっていうのはイ『イケメン5人で結成された夢のようなバンド』・・・わかってるじゃないの!」


これも、耳にタコができるほど聞かされている


「とにかく、歌聞いてみなよ!」


『聞く時間あったらね』



私はいつもそう。


・・
他の人が良いと思うそれは、私にとってはいまいちなものばかりだ。


たとえ、親友が大好きな音だとしても



「またそう言って、絶対聞かないんでしょ?!」



『移動教室よ、おいてってもいいなら先行くけど。』


「もぉー、待ってよー」



これが、あの出来事がおこる二日前の朝の会話