『そんなことないよ〜』
知らない、わからないふり
気づいて欲しくないから
「・・・・・あっ!それより聞いた!?」
気づかってくれたのか、それ以上その話をすることはなかった
『何が?』
「starlit skyが来るんだって!!」
また、それか
『ふーん』
まるで興味の無い私を無視して、話を続ける
「そ・れ・で、この紙は何でしょう?」
レイの手には2つの細長い紙
こっちに裏面を見せているから、何が書いてあるかはわからない
『・・・・何それ、』
そういうと、ニヤニヤとした顔で
「握手会のチケット、ゲットしました!!」
