「かっ…辛い泣」 普通の人は買う前に大体予想つくと思うのだけれど 『…そんなの選ぶからでしょ?』 全くどんだけばかなのか 「アオ。」 レイは、さっきまでのおちゃらけた雰囲気をなくし、少し低めの声を出した 低い声は真剣な事を話す時。 『なに、急に?』 私は、不思議そうな振りをして返事をする 「明日、夜怖くなったら電話してね。」 明日? 明日…明日は……雨 『・・・・・うん。』 「明日、雨って言ったら辛そうな顔したでしょ?」