「え、あ、はい!」

「いこ!」


バタバタと走って逃げる二人
私は動揺した


おかしい


「ねぇ、助けてあげる
  あんたいじめてないもんね」


ニヤッと笑う女は
私に助けると言った








「…は?」






私が首を傾げると
彼女は口を小さく開けた