狂愛の元姫*完*





「…絵里」


俺はひと粒涙を流した


「絵里ちゃん…」

「え、り」


みんな口々にそういう



そして一人だけ
こうなることを予測していたかのように




















「やっぱりそうなるのかよ…絵里」


龍王の誠が言った