「な、、--------------っ!?」 顔が近い。顔がめちゃくちゃ近い。なに、今から何されちゃうの、私。 「--------------」 「え…?」 泣いている?え? 「じゃあ、、ね」 彼はそう言い残すと本を私に力任せに預け出ていく。学年も名前も知らない彼。ただ確かに彼は涙を溜めていた。 私は早々に本を図書委員だけど文字通りに適当な位置に戻して図書室を閉めて彼を追った。