「待って、待ってよ、先ず近いから!」
私は彼の胸元を押して、距離を取って必死に心臓の高鳴りを抑えて、とりあえず呼吸困難寸前で。私は力強く息を吸って、吐いて。
「どうして付き合う必要が、それにあんたの彼女になんか、!!や、確かに手伝うとは言ったけど、手伝うという意味の付き合いならわかるけども!!」
「許さねぇから。お前が調べた事。だから、見つかるまで世話してもらうから。今日から、おれの女な」
--------------ぬ、、、私はしつこいのは大嫌いだ。だけど、なんだろう。調べた罪悪感というよりは、何故かこの強引に押されて揺れ動く心はなんなんだろう?
「おれの女な」
「さ、三回目!三回も言うな…!」
わ、私ってこんなに押しに弱いのか?ってか鳴り止まないよ、まだ心臓が鳴ってるよ、もう!
「おれ、怒ってるから。お前が調べた事。だから、お前今日からおれの女な」
「 …っ 」
「…返事は?」
「--------------はい」
言っちまった。言っちまったよ。チッキショーーーー。
