食事完了。1番大切に取っておいた卵焼きを奪われたことが、腹立つけども。
「お前ん家十二穀米かよ!!!!」
「まだ突っ込む気!?もういいでしょうが!?そんなことより、さ」
私は本題を切り出してみる。
「もしさ、亜美が何か悩みを抱えていたとしてさ、それがもしどうしようもなくて、誰にも言えない事があったとしてさ」
「え!?いきなり何!?」
本題をいきなり切り出し過ぎたかもしれないけど、私は続ける
「もしそれが何らかの拍子で私に伝わったとして、私が亜美を助けたいとしてさ。でもそれが仮に亜美が傷つく部分に触れるとしたら、亜美が傷つく事を私が分かってたとしたらさ」
「でも、どうしても私は諦めきれなくて、亜美のその部分に触れるとしたら、私はどうしたらいいかな?」
「え、、?どうしたらいいって、あんた…」
「気まずくなっても、それでも亜美を助けたくなったら、私がそれを覚悟で切り出したとしても、やっぱり土足で心の中に踏み込むのは…おかしいよね…」
思いのままをそのままに私は打ち明ける。文章にならなくたっていい。分からないなら分かるで説明するのが私だ
