あの空に君と

「よかったあ!!あ、さっきお母さんロビーにいたからもうすぐ来ると思うよ。」


と教えてくれた。
時計をみるとお母さんがいつもくる時間になっていた。


僕が返事をすると
川崎さんは点滴の器具を持って病室から出て行った。


点滴のあとからは少しだけ血が滲んでいる。

でもおかげでだいぶ気分がスッキリとした。