一ノ瀬さん家の家庭事情。

「これはお守り兼あたしからの愛への誕生日プレゼント!」

そしてあたしの腕についていた、キラキラした…

「かわいい!ハートだ!」

華奢な銀色のチェーンについた薄い銀色のハートのプレートにピンク色のキラキラした小さな石。

「これね、トウィンクルチャームって言うの。お願いごとが叶うんだって。」

へえ…

こんな大人っぽくて、しかもかわいいアクセサリー初めてつけた。

「ほのちゃん、ありがとう!」

すっごく心強い!

そして一日はなんだかとても長く感じた。

やっときた、部活の時間。

男子更衣室の前で戯れる浅丘君達から聞こえてきた会話。

「聡太、今日だけで二人に告白されたてマジ?」

「うわー!このモテ男!」

ふ、二人!

モテることは知ってたけど、このバレンタインというイベントの中ですでに二人も!

すごいなぁ…

あたし、今からそんな人に告白するんだ。

不安になってきた…