一ノ瀬さん家の家庭事情。

りっちゃん…

「それにやっぱり進路の事とか、そういうことは俺だけで解決できることでもないから。きっと周りに助けを求めると思う。それでもいいか?」

りっちゃんはバカだ。

「りっちゃんは凄く頼りになる、みんなのお兄ちゃんだよ!」

みんなみんな、りっちゃんのことすごく頼りにしてる。

真兄も、優兄も、玲も、そしてあたしも。

「…っ…あ、愛っー…」

「ちょっと!りっちゃん!」

ここは道の真ん中!

いくら兄妹とはいえこんなところで抱き合ってたらおかしいと思われちゃう!

「愛ー!愛ー!」

「もうっ!りっちゃんってば!」

でも何より、あたしの居場所、再確認できた。

この悪魔ブラザーズの中でたくましく強く、育つ!

大好きな一ノ瀬家で!