その日、部活が終わってクタクタになって家に帰ると、玄関のドアを開けたらカレーのいい匂いがした。
「ただいまー。」
リビングでは今日の夕食当番、玲が鍋をかき混ぜていた。
学校でモテモテの玲が家でカレーを作るシーンなんて、双子のあたし以外に見られる人はいないだろう。
「えーっ、またカレーかよ、玲がつくるとき、100パーカレーだよな!」
いつのまにか帰ってきていた真兄がソファにどかっと腰を下ろしながら言った。
あーあ、また始まっちゃった…
「じゃあ真兄は食べなきゃいいじゃん。はい、真兄のはなしね。」
「はあ?なんでそうなるんだよ!」
お互い頑固で譲りあいという考えが全くない二人はいつも小さなことで喧嘩ばっかり。
「ほら、真、せっかく玲が作ってくれたんだから、文句言わない。」
そしてその仲裁をするのはだいたい優兄。
「今日は律兄は大学のサークルで集まるから遅くなるって。先食べてよう。」
「ただいまー。」
リビングでは今日の夕食当番、玲が鍋をかき混ぜていた。
学校でモテモテの玲が家でカレーを作るシーンなんて、双子のあたし以外に見られる人はいないだろう。
「えーっ、またカレーかよ、玲がつくるとき、100パーカレーだよな!」
いつのまにか帰ってきていた真兄がソファにどかっと腰を下ろしながら言った。
あーあ、また始まっちゃった…
「じゃあ真兄は食べなきゃいいじゃん。はい、真兄のはなしね。」
「はあ?なんでそうなるんだよ!」
お互い頑固で譲りあいという考えが全くない二人はいつも小さなことで喧嘩ばっかり。
「ほら、真、せっかく玲が作ってくれたんだから、文句言わない。」
そしてその仲裁をするのはだいたい優兄。
「今日は律兄は大学のサークルで集まるから遅くなるって。先食べてよう。」



