一ノ瀬さん家の家庭事情。

それはそうと、とりあえず場所確保!

葉ちゃんに報告しなきゃ!

ご飯のあと、さっそく葉ちゃんに教えるとものすごい速さで電話が来た。

『もしもし!まじで愛ちゃん家で勉強してもいいの!?』

「うん、けど真兄と玲が家にいるんだ。それでもいいかな?」

「全然オッケー!てか、レイちゃんもいるなら、あいつも呼ぶか…」

なにやら電話の向こうで何か言ってる葉ちゃん。

どうしたのかな?

『なあ、愛ちゃん、あと一人、増えてもいい?』

「えっ、うん、いいけど、誰?」

バスケ部は全員で八人だけど浅丘君が来れないから七人。

一人くらい増えたってなんてことないのが家のリビング。

『それは日曜のお楽しみ!じゃあまた明日な!お兄さん方にお礼言っておいて!』

葉ちゃんはそう言うと、電話を切った。

誰を連れて来るつもりなんだろう。

それにしてもみんなが来るなら片付けとかなくちゃ。

そんなに散らかってはないけど、主に玲の読みっぱなしの漫画や本、真兄の置きっぱなしのジャージ、りっちゃんの大学のレポートなどなど、結構色々散乱してたから。