朝日が眩しいと思いつつケータイのSNSサイトを開け通知を確認しつつ布団に潜り込み、その通知が示されている場所をタップしていき通知を消す。これが私の日課だ。引き篭もりではなく、ちゃんと毎日学校にも通っている。とゆうか、中学校に入って休んだことがない。小学校の頃は引きこもりがちで小5のときに軽くいじめに遭っていたのだがそのいじめっ子とも今では仲がとても良い。一人の親友と数十人の友達がいる。その友達は表面的なものも多かったりする。でも、親友だけは私が心の底から唯一信じている大切な一人だ。小6の時に初めて同じクラスになり、それ以来は同じクラスになったことがない。それでもずっと付き合いを続けている。そんな親友ともあと一年で離れることになる。親友とは頭の良さが違い親友の方がはるかに頭がいい。だから高校は別々だ。しかも私は引っ越す。そんなわけで恐らく親友と呼べるのもあと一年だろう。遅くなったが私の名前は希(のぞみ)だ。さっきも言ったように来年高校生の中学3年生である。ここまで長かったが私のスペックである。ここから先は私の約二年間のネット恋愛+日常についてを記したものである。


〜中学生初めての4月〜

(うわぁ…。もう無理だ…友達なんて出来ない。死んだ☆☆)
私の目の前にはクラス発表の1mから2mはあるであろう大きな紙だ。中学校の中の校庭に貼ってあり、私は自分のクラスを捜していた。(あ、あった)自分のクラスがわかったのはいいのだがメンバーが最悪だ。他校が多い上に自分の学校のメンバーもあんまり話したことがない人しかいない。そんな不幸に落ちている中で、ある一人の名前を発見した。それは私が小6から想いを寄せている人物であった。(よっしゃぁぁぁぁぁぁあキタァァァァ)と、心の中で叫んだ。
親友とは2クラス離れていた。
こうして私の中学校生活はスタートしたのだった。