「今日から琉亜はおばあちゃんと一緒に暮らすんだよ」


おばあちゃんは微笑みながらあたしに言った。


「……うん」


無表情のままあたしは一言だけの返事を返した。


───もうあの事故から1ヶ月が過ぎようとしていた。


パパとママはあたしを庇って死んでしまったんだ。


あたしが、るあがパパもママも殺してしまった。


あの日、遊園地に行きたいと言わなければ。


こんな事にはならなかったんだろうか。