そして私は、ラキアと何年か時を過ごした。 「ラキアー。そんで、上司がね…」 愚痴を言うと、喋り返してくれるようになり、毎日が充実したものになった。 「…そっか。消えてほしい?」 「勿論。アイツが消えたら清々するわ」 そう言うと、ラキアはニコリと微笑んだ。