ある日の放課後、


教室で友達としゃべっていると、けんたが一人で入ってきた。


少しドギっとしたが、


けんたの顔が真剣な顔をしていたので私は、


不思議に思って友達に聞いてみると、


隣のクラスの女の子に告白されたという噂だった。

噂……。


気になった私は、思いきってけんたに聞いてみた。


「ね、ねぇ。けんた。」


「何?」


「あの ね。その…。隣のクラスの女の子に告白されたんだよね。」


「(〃ω〃)…。何でそのことかなが知ってんだよ。」


「返事って何て返したの?」


「何でも良いだろ。それにお前には関係ないだろ。」


「そうだよね。私には関係ないよね…。」


けんたは私の気持ち何にもわかってないんだ。


そう思った瞬間涙が流れてきた。


「え…。」


「けんたは、私の気持ち何にもわかってない。


けんたなんか大嫌い‼」


そう言って鞄を持って私は、教室から飛び出した。