パーフェクトフィアンセ


「うーん、やっぱりあれは創造神様です」

「だからなんやって!?」

「結果を言っただけです。だからどうとか言いません。既成事実何ですから」

「どうにかしろぉぉぉぉぉ!!!」

叫ぶウィングの声は綺麗な星空に消えていった。

「どうにもなりません。少なくともここはどこだかわかりません」

「さっきわらるっていったやろうがぁぁぁ!!」

「うるさいので少し口を閉じていただけませんか?」

「…」

「あ、ほら、来ましたよ」


二人の前方から黒髪の少年が歩いてくる。

金髪の少女は眉をひそめて少年をにらんだ。

“どうしてこんなところに呼び出す”

“沙良は何でそう突っかかるんですか?ここに僕らを呼んだのは少なくとも僕じゃない”

“馬鹿いわないで。あれはあなたの声だった”

“そうですか”

“罠と考えるのが妥当。何で丸腰で来るの”

“何故って…”

アクアはあまりのショックに言葉を失った。

「似てない…!」

「知るかいなっ!!」

バシッと切れのある動きでアクアは頭をはたかれた。

「ひどいでーす」


そこへ真っ青な髪の女性が歩いてくる。

“ようこそおいでくださいました”

不敵な笑みを浮かべて、その女(ヒト)は流れるように話し出した。