パーフェクトフィアンセ


「待ってください、やっぱりここ来たことあるような気がします…」

「だろ!?」

「はい…そうです。絶対来てますよ…ここ、デス・プラネットへの入り口です」

「マジか」

「私を疑うんですか?」

「理不尽!?」

「…しーん」

「おいおいおいおおい!!」

「とりあえず、私たちはデス・プラネットの入り口に来ているようです」

腕を組んでうーんと考え込むアクア。

「あれはおそらくクラウンだと思うんです。クラウンの記憶の中に私たちは入ったんじゃないかと思われます」

「じゃあ記憶じゃねえか」

「でもおかしいんです。記憶ならば私たちがこういう風とかの影響を受けることはありえません」

「そうなん?」

「少なくとも私は体験したことはないです」

「じゃあ結局…」

「簡単に言います。タイム・スリップです」

「…」

たたーんと言ってのけたが、ウィングは白けた目でアクアを見ていた。

「とりあえず風をよけましょう」

「だよな」

二人は近くの岩に身を隠した。