『ウィング?』
『わり、ホセやっぱかっけーな』
『へへへ、そうですよねっ!』
アクアのきれいな笑顔はどうやらホセ譲りらしい。
不敵な笑みすらどこかホセらしさを感じさせはじめたアクアにウィングは溜息を吐いた。
『お兄ちゃんがいなかったら、私はここにはいないんですよ…』
すこし寂しそうに笑ったアクアは、まるっきりホセのようだった。
「…」
「お兄ちゃん、アクアねむたーい」
「ちゃんと歯磨きな」
「はぁい」
「いい子だ」
「ぜぇーったいゆーえんち行くんだよ!」
「分かったよ…!」
くすっと笑ったホセは、優しくアクアの額に触れた。

