「待てクラウン」
「待てクラウン」

キィィィ、というような音を立てて私は振り向く。

と同時に二人が遅いかかってきた。


「なぁ、今日は俺と一緒の約束だろ?」

「連れないことをいうな姫君。俺の方が良いだろ…?」

二人揃ってソファに私を押し倒し、ホセは首筋に顔を埋めてるし、セイはにっこりとわらって私を見つめる。

「今日は俺とだろ」
「今日は俺とだろ」

シンクロしてる…

離すものかとばかりにホセはしかと私を抱きしめ、セイもガッチリと私をホールド。


……ちょっと現実逃避してなんで二人が…おかしくなったか説明するね。

「クラウン…愛してる…」

…もうや。恥ずかしいよ…