はじめましてかなー

俺ウィング。

そうだよ、妙に馴れ馴れしいって言うな!

分かってるから!(ドヤァ←←

…はいごめんなさい。ふざけてないでちゃんとやりましょう。


…でさ、悪いんだけど、なんなのこの状況。

分かる?この複雑な感じ。

どう考えてもあれだ…あの…

「やですやです!」

…どうなんだろう。

このペア。


結局あらそいを制したのは俺で、アクアが駄々をこね始め。

ホセと一緒じゃないとやだー。

と言い出す始末。


いや可愛いぜ?

飛び出すんじゃないかって思うほどくりんくりんのたれ目。

常にウルウルウルウルル…泣きそう。

で、極めつけの上目使い。

なんて可愛いんだ俺の彼女はっ!

「ぶしゃぁ……」

「おい、お前のせいでウィングが多量出血だ。ついでに鼻でもへし折っとけよアクア」

「何でですか?」

「浮気の心配がなくなる(ニヤ」

「バフン!」

「……恋人は似るのか。悲しいことだ」

スッとホセは目を細めて二人を見ると、ため息をついて去っていった。