失いたくないと彼は笑い、泣いた。

彼は独りになった。


自身の記憶に語りかけ、その中で何かが起こったことを知る。

星と話せるようになった幼い少女が彼の心に入り星達と、自我を呼び覚ます。

目覚めた彼は刺客に襲われていた恋した少女を助けて、想いを告げた。


快諾されて彼は笑う。


そして願った。

"せめてこの宿命が
       幸せを呼びますように"