パーフェクトフィアンセ




「…酷い目に遭いました。」

呻いて、ゼロは溜息を吐いた。

「ククククク、久しぶりだなブライド。」

「そうですねブロウ。貴様失せろクズ。」

「まあそう怒るな。」

「うぜえ貴様、俺とL君の再会を邪魔しやがって。」

もう口調が大いに変わっているが、ゼロは気にもせず得物と共に毒を吐く。

「一歩も入るな、この研究所に足を踏み入れるな!」

「そこまで拒否されると流石に傷つくんだが。」

アイスはニッコリしてそう言った。

「お前に話がある。ここが駄目なら地獄に来い。あそこの調教部屋は内緒話に最適だ。」

「ふざけるな、おい離せこのっ!!」

「離さない。」

「ひぃっ!?」

クツクツ笑うアイスに、ゼロは上ずった声を上げてもがいた。

「これ以上されたくなかったら来い」

「嫌です、離せ!!L君は渡しませんからね、何があっても絶対に!俺の命に代えてもL君だけは!!!」

「427の話じゃない。」

少し黙っていろ、人目を引く。

「!」

ドサ、倒れたゼロはぐったりと意識を失った。

「クク…」

そのゼロを担いで、アイスは不敵に笑った。