「ゼロゼロゼロぉー!!知ってる!?知ってるに決まってるよね可愛いL君が遂に二児の父に!!」

「知ってますしどいていただけませんか?」

ゼロは非常に冷たい。

しかしロメはへこたれなかった。

もう慣れている。

「ゼロゼロ、お客様が来てるよ!」

「勝手に行ってきたらどうですか?私は用事が…」

「リト君だよリト君!」

「L君ですか?」

「そうだよ急いで!!」

ゼロは頷いた。

L、つまりホセが訪ねて来たとあれば、それ以上に優先するべきことはないからだ。