ぼくは今日、君に名前をつけようと思います。
大切なものには、名前をつけると書いてあったから。
君は今日からぼくの友達。
名前はシーサ。
よろしくね、シーサ。
シーサ、今日は面白いことがあったんだ。
コンパクトコンピュータを貰ってから、ぼくは鉛筆じゃなくてキーボードで君と話してるよね。
鉛筆は文字じゃなくて絵を描くことに適してる。
君もそう思うでしょ?
インターネットで、ぼくはたくさんの事を調べたんだ。
その中に、魔法っていうものを見つけた。
魔力という力を使って、幾つかの系統に分かれる魔法が使える。
それも面白かったんだけどね、シーサ。
そこに、ホセの名前があったんだ!
魔法の中には、創造系というとても難しい魔法があるんだけど、ホセはその中でも最高難度の「万能創造魔法」が使えるらしいんだ!
何もないところから自分の魔力を具現化させて物質にするっていう魔法なんだけどね。
世界でたった一人使えるらしいんだよ。
すごいね、シーサ。
君もそう思うでしょ?
ぼくはホセに興味を持って、色々調べてみたんだ。
そうしたら、ホセがもともと吸血鬼だったっていうことが分かった。
ホセは、悪魔で吸血鬼。
あんなにしょっちゅう魔界に行ってた理由がやっと分かったけど、何でクラウンと結婚したんだろう?
明日聞いてみるよ、シーサ。
君にも報告しなくちゃね。

