ーそんなわけあるはずもなく

少年にはわからない

今日も少年は生きる

何もわからないまんま

ひたすら生きる




そうしていつか淡々とした物語に幕が閉じる

なにも面白くない人生かもしれない

ただ少年にとっては上がったり下がったり自由な人生だったかもしれないのである