「つまり、未来が好きな人に告るって事を言いたいのか?」 俺の問いに小野は、首を横に振った。 「…違う。…というか俺が言いたいのは!早く未来に告れってことだよ!」 おっ…俺のことかよーー!!? 「い、いやいや!なんで!?振られるってわかってて告るのかよ!」 小野は、屋上の手すりによりかかった。 「……俺は好きな人に好きな人がいても 告ったぞ。……それに……」