君が生きたシルシ
恋愛(ピュア)
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大好/著
- 作品番号
- 1203476
- 最終更新
- 2015/04/18
- 総文字数
- 0
- ページ数
- 0ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 0
- いいね数
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「奈々、俺ね」
「うん?」
「…心臓病なんだ」
「…え…?」
ねえ雄里、
あなたは幸せでしたか?
その答えをどうか教えて?
幸せじゃないなら、雄里が幸せになるように私が努力するから。
幸せなら、雄里がもっともっと幸せになるように努力するから。
「あんまり頑張りすぎんな」
「なんでよ、私が頑張れば…!」
「無理すんな。俺はそんな幸せ求めてない」
私には、何もしてあげることが出来なくて…
どうしたらいい?
私、雄里の彼女失格だね…
「今日病院に行ってきた」
雄里、君は頑張った
ずっと一人で頑張ったから、後は私に任せてよ
って、そう言っても君は必ず
「俺の事はどうでもいいから」
そう言うんだ。
最後に教えてよ、君は私といて正解だったのか。
今はそれがたまらなく聞きたいの。
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