君に会ってね
僕ゎ生きる喜びを教えて
もらったんだ

何もかも失って
逃げる様に生きる僕ゎ
ただ過ぎてゆく時の中で
目的もなく
働いてゎ寝ての繰り返し
ただ生きてるって感じ

そんな毎日を
繰り返してる時に
君に会ったんだ

異国人の君ゎ
しどろもどろの日本語で
一生懸命に
話しをしてくれたよね
綺麗な大きな目で
まっすぐに
僕を見ながら
ときおり見せる
笑顔が可愛いくて
いつの間にか
君の世界に引きずり込まれて
いったんだ

あれから
5年が過ぎて
君の日本語も
上手になったよね
僕ゎ君に会って
明るくなった

君の笑顔が
僕を変えたんだ

何もかも失って
ぽっかり穴のあいた
僕のココロの隙間を
君が少しずつ
埋めてくれたんだ

そして
夏の暑い夜

君を家に送る途中
街中を流れる
汚いドブ川のわきを
歩きながら
一回目のプロポーズをしたね
君ゎ怒りながら
こんな所で言う事じゃないでしょ
なんて頬を膨らませて
横を向いて

君の怒った顔に
キラリと流れる雫が
流れたときに
何も言わず手を握って
くれたよね
心地よい風の吹く夏の夜
家についた君ゎ
大きな目を
真っ赤にして

やり直し

そう言って
家に入ってしまったね
ちょっと変わった
僕の一回目のプロポーズゎ
そうして
終わったんだ