*初恋story*

あれ?先生、コメント無し…?

『わわわ、分かってますよっ!レベル高い所ってことは。でも、一応希望は矢原高校です…。』

「い、いや。いいと思うよ。ただ、お前の将来の夢って看護師だろ?看護科のある高校には行かないのか?」

『えと…それは、看護科については大学から習おうかと思ってて。』

「なるほどな。で、なんで矢原高校?」

『ええ?!理由言わなきゃダメですか?』

「俺、彩希の理由知りたいなぁ~」

『……え、えと。』

先生の…母校だからです。

なんて、言えるわけないでしょ!

でも、この気持ち、気付いて欲しいな…

なんて、わがままだよね。

だから、言葉を濁しますっ!

『高校に受かったら、教えてあげます!』

「そっか~、残念。でも、3月が楽しみだな」

『あと、9ヶ月後ですよ。』

「あはは、そうだな~!じゃ、戻っていいよ。」

『はいっ!あの、先生は…?』

「まだ、進路相談が残ってるからな。今日は、自習室でも教えられない。ごめん。」

『いえいえっ!頑張って下さい!』

「おうっ!頑張ります!」