「他の男んとこ行くんじゃねぇーよ」

「・・・・・うん」

訳も分からずうなずいてしまった。

「よしっ!これから木下はオレのものだから」

そういってもう1回抱きついてきた嶋。

「昨日オレめっちゃ寂しかったんだから!!」

「うん。もう言わない。」

「じゃあ、約束」

嶋は、あたしに小指を差し出した。