そして、あっという間に一週間たち、新しいスクールバックを持ち、中学校へ向かった。すると、同じ中学校の制服を着た髪の長い少女が、何やら真剣にスマホをいじっていた。同じ中学校みたいだし、挨拶ぐらいするかと思い、先生精一杯明るく、
『おはようございます!』

と、挨拶した。だが瑠璃は少しなれなれしかったかな?と考えた。すると、その少女は瑠璃を見ると、いきなりにこっと笑い、
『おは』

と手をひらひらと振った。瑠璃は一瞬きょとんとして、その少女に向かってにこっと笑いかけた。

『キミ、同じ中学校だよね。一緒に行く』

『う、うん!』
フレンドリーな子だなぁ…と思いながら、一緒に行く事にした。