あたしが来ている服は美生が作った衣装。 さっき急いで美生のお母さんに電話して、10分だけでいいから学校に来てくれと必死で頼んだ。 「…………来て、くれるかな」 考えとく、とそれだけ言われただけだから来るとは限らない。 来なかったらそれで終わり。 「大丈夫。絶対来るさ」 「大河…………」 ポンポンの頭を撫でてくれる。 小さい子供を慰めるように。