突然の出来事に目を見開く。
『俺の好きな人って、汐音なんだ』
確かに夕樹くんはそう言った。
「これは…何かの冗談?」
「違うよ」
「あ、あれだよね。
友達としての好きってやつ」
「ちがう」
次第に言葉が強くなっていく。
「汐音が、好きなんだ。誰よりも…好き」
そう言うと夕樹くんは背後からぎゅっと私を抱きしめる。
「ちょっと、夕樹くん…っ、離し、」
「俺じゃダメ?」
「…え?」
スっと体を離すと夕樹くんは私を見つめ、
私も夕樹くんの瞳を見つめ返す。
「俺は誰よりも汐音を愛してる。
あんな男よりかも、ずっと。
汐音にとって、俺は2番目でもいい。
例えこの気持ちを利用されてもいい。
だから…
俺との事も、考えてくれないか?」
「夕樹くん、私…」
普段はフワフワした雰囲気の、子犬みたいに可愛い《男の子》。
けれど、いま私の目の前にいるのは
真剣な表情をした、恋する《男の人》。
「私も夕樹くんすきだよ。
だけどね、秋くんに対しての好きと、夕樹くんに対しての好きは…ちょっと違うような気がするの。だから…キャッ!!」
『俺の好きな人って、汐音なんだ』
確かに夕樹くんはそう言った。
「これは…何かの冗談?」
「違うよ」
「あ、あれだよね。
友達としての好きってやつ」
「ちがう」
次第に言葉が強くなっていく。
「汐音が、好きなんだ。誰よりも…好き」
そう言うと夕樹くんは背後からぎゅっと私を抱きしめる。
「ちょっと、夕樹くん…っ、離し、」
「俺じゃダメ?」
「…え?」
スっと体を離すと夕樹くんは私を見つめ、
私も夕樹くんの瞳を見つめ返す。
「俺は誰よりも汐音を愛してる。
あんな男よりかも、ずっと。
汐音にとって、俺は2番目でもいい。
例えこの気持ちを利用されてもいい。
だから…
俺との事も、考えてくれないか?」
「夕樹くん、私…」
普段はフワフワした雰囲気の、子犬みたいに可愛い《男の子》。
けれど、いま私の目の前にいるのは
真剣な表情をした、恋する《男の人》。
「私も夕樹くんすきだよ。
だけどね、秋くんに対しての好きと、夕樹くんに対しての好きは…ちょっと違うような気がするの。だから…キャッ!!」


