「さっきは、いきなり変な行動とってごめんね。 …あ、暗いから家まで送るよ」 「え、でも」 申し訳ないから、と断ろうとしたけれど ニコニコと、可愛らしい笑顔にやられてしまった。 「今日くらい、男でいさせて?」 いつもより、少し低くて色気のある声。 その表情は至って真剣。 「…え、中山くんて男じゃなかったの!?」 まさかのカミングアウト!? と思って少しショックを受けてしまう。 「うーん、そういう事じゃないんだけど…」 いつもの声にもどる中山くん。 「?」