汐音は可愛い顔を綻ばせて皇紀のピンク色の頬をツンツンとつついた。


「愛羅! 頬が…ふ、ふにふにするよーっ!!」

「そりゃ、まだ若い子供だから」


あんたの方が可愛いわよ、と言ってあげたい。


「…」

ちらっ、と隣を見る。


だってほら、汐音を熱い瞳でみつめてる人がここに約2名いるし。