原田さんは目を泳がせながら右手の人差し指で頬を掻いた。 「えーと…それは、ほら。 まだ若かったからというか…ねぇ?」 「ちょっ、え?なんで私を見るのよ」 そう言って突然話しを振った相手は隣に立っている汐音だった。 しばらくの間、原田さんと汐音は何やらじゃれ合っていて、その姿を見ながら俺は1人微笑んだ。 なんか仔猫みたいだな。